--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告:  トラックバック(-)  コメント(-)
2006'07.16.Sun

ヴィダルサスーン

すっかり夏!ですね。こんばんは、らんらんです。

さて。

12~13年くらい前の話。

わたしは当時千葉に住んでいて短大を卒業した後、幼稚園に二年勤めて幼児教育以外のメンドクサイあれこれにうんざりして退職していた。一人暮らしだったので平日はバイトを掛け持ちして週末は幼馴染のミキと恋人やボーイフレンドと海へ行く日々だった。
派手なビキニと色の濃いサングラスで気だるそうに浜辺に横たわる女の子、では無かったわたしとミキは本気(と、書いてマジと読む)で海水浴に挑んでいたのだ。ドーバー海峡を遠泳で横断すっぞ!くらいのイキオイで本気の泳ぎをしていたのだ。

当時ミキはカナヅチでわたしは犬掻きしか出来なかった。

わたしは今でも海水浴が大好きだ。海水浴、と言うより水が好きなのだ。水の中にいるあの感覚が。

そんなわけで気だるいビキニなんて砂に埋めてしまえ!ってくらい海に行くと殆どの時間を水の中で過ごしていたのだ。

千葉に住んでいた、と、言ってもわたしとミキは海の方ではなく都心に近いほうに住んでいたので早めに海を出て帰らなければならない。14時くらいならまだ海の家のシャワー室は混雑しないのでわたし達はシャワー室で海水でぱさぱさになった髪をシャンプーしてから着替えをしていた。なるべく早くシャワーを済ませなければならないのでわたしもミキもリンスインシャンプーを持参して洗髪していたのだ。

リンスインはラクチンだ。それに思っていたほど髪もきしんだりしなかった。リンスインの手間の無さに感動したわたしは自宅でもリンスインシャンプーを使うようになった。トイレとユニットバスが一緒になっている浴室でざわざわお湯を張ってお風呂に入ることなんかなかったしシャワーの時間がさっさと済むのはいい。今でこそゆっくり風呂に入る喜びを知っているけれど当時はのんびり風呂になんか入っていられなかった。そんなことよりも一秒でもたくさん眠ったり友だちとビールを飲んだり男の子と楽しいことをしている方がずっと有意義だったのだ。

ある日、多分海へ行った帰りだ。夕方、早めに帰って来たわたし達はたまたまわたしのアパートでビールを飲んだりお喋りをしたりしていた。明日も日曜だし今日はゆっくりやろう、そんな雰囲気だった。わたしのアパートはしょっちゅう、誰かが来て泊まって行ったので(男女問わず)浴室のプラカップの中には歯ブラシが何本も立っていたしシャワーを使いたい人は声を掛けてシャワーを使ったりしていたのだ。(そのつもりで来ている人は下着持参で来ているし、仲の良い女友だちは着替え用パンツを置いて行ったりしていた)その日もだらだらビールを飲んで今からカラオケにでも行こうか、メシにするか、それともどっかに行って飲もうか、と言う話になっていた。

ボーイフレンドの一人が「あ、出掛けるシャワー貸して」と言うので「浴室にあるものなら好きに使っていいよ~」と答えた。ボーイフレンドはバスタオルを持って浴室に入った瞬間、大声を出した。

「なんだ、これー!!」

何事かと思い浴室に行ってみるとボーイフレンドがシャンプーボトルを指差している。

ボ:らんらんお前、リンスインシャンプーなんか使ってんのかよ!?
ら:んー?だって便利じゃん
ボ:だって、お前オレより髪が長いだろ?きしまねーの?
ら:別に気にならないけど?
ボ:信じらんねー!オレでさえヴィダルサスーン使ってんのに…
ら:でもこれ、悪くないよ?
ボ:そうじゃなくて!女の子なんだからもっと気にしろよー

あーめんどくせー、とわたしは浴室を後にして煙草に火を点けた。あたしの髪は丈夫だからシャンプーを選ばないの!女の子なんだからもっと気にしろ、とか言うけどオメーも男ならキューティクルとか気にしてんじゃねーっつの!

あれから13年くらい経った今、わたしはヴィダルサスーンのシャンプーを使用している。ドラッグストアでシャンプーを選ぶとき、いつもチラッとボーイフレンドの言葉が頭をよぎる。
「オレでさえヴィダルサスーン」
ヴィダルサスーン、悪くないけどリンスインとどう違いがあるのか、わたしは未だに判らない。
スポンサーサイト
おもいついたひとことトラックバック(0)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。