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2006'06.05.Mon

反面教師

教師といっても色んな「教師」がいるわけですが。

わたしの父、通称ゲンちゃん。

ゲンちゃんは頑固で厳しく少々封建的な「ニッポンのお父ちゃん」というところがありますが陽気で団欒が大好きです。わたしが小さい頃は今で言うとホームパーティーみたいなことが好きで友人一家を招いてご飯を食べたりお酒を飲んだりするのが大好きでした。わたしがお呼ばれしたりご招待したりするのが好きなのは父譲りかも知れません。

そんなゲンちゃんですが、20年前から日頃の不摂生(飲み好き食べ好き)が祟って糖尿病を患ってしまいました。でもゲンちゃんは好きなお酒をやめられなかったし食事も我慢出来なかったのです。家族は心配してあれやこれやと口煩く言うのですがゲンちゃんも回りから口煩く言われると不機嫌になる。不機嫌で済まなくなることもあって次第にみんな腹ん中じゃ心配しつつも何も言えなくなってしまい、とうとう最近、糖尿病からくる合併症で片目は殆ど失明状態になり、人工透析まですることになってしまいました。

好きなものを食べて好きなだけ飲んでそれで死ねたら本望かもね。

なんて言っていた家族ですが流石に酷い浮腫みと常に倦怠感を漂わせている姿になんとも胸がいっぱいになりました。

わたしも高血圧でお酒こそ飲まないものの、大の甘党。遺伝的にも生活習慣病になりやすい体質なので日頃から注意するように、とお医者に釘を指される生活を送っております。今までは「好きなもの好きなだけ食べて死ねたら本望だい!」と思っておりましたがゲンちゃんの姿を見ていると申し訳ない、と思いつつやっぱり元気で暮らして生きたい。健康管理にはもう注意しなくちゃならないお年頃になっちゃったんだなぁ、と思ったわけでございます。

わたしにとって父、ゲンちゃんはまさに反面教師になるわけですがウチのボンクラ坊ちゃんの担任もまさにそれでありまして。

今日はPTA会費の集金日だった。わたしは今年度、集金係になったので学校に集金をしに行き、会計し、役員さんにお金を渡すという係の中でも相当ラクチンな係。ボンに朝、集金袋を渡しながら「今日はおかあさんも学校に行くよ」と言うと「じゃあ集金を持って来てよ」と言うので「ふざけんじゃないよ!自分のもんは自分で持って行けや!」と答え本はいつも通りご近所の友人と学校に向かい、わたしは係に必要な道具を持ってバイクで学校に向かった。

昇降口で丁度ボンに出くわしたのだがボンはわたしの顔を見た瞬間

「あ!集金忘れちゃった!!」

と言った。渡した集金袋をダイニングのテーブルの上に置いてきてしまったらしいのだ。おいおい、勘弁してくれよ~~!とにらみをきかせてげんこつをイッパツ。ちゃんと鞄に入れなきゃダメじゃん!!とまぁいつも家でするように愚痴を言いながらクラスの中に入って行ったわけだ。

ボンの担任は細かいことに煩い先生だ。まぁ大事なことだし必要なことだとも思う。当然、忘れ物に対しても厳しい。連絡帳に赤ペンで忘れ物を数を書かれてしまう。当然ボンクラなボンは一週間で4回とか忘れ物をするんだけど(親がチェックしていても忘れる)大きなもの(例えば体育着とか絵の具道具とか)ならまだしも些細なものまで全部チェックされるのだ。

ボンより先にわたしがストレスになった。

毎日連絡帳に赤ペンチェックが入ればいい気分はしないしイライラしてくる。とうとうわたしはボンに向かって
「アンタの担任、煩いから気をつけてよ!」と親としてどうなの?な発言までしてしまったほどだ。

他にも例えば漢字の「はね」や「はらい」がきちんと書けていないとそれだけでバツになる。最初に漢字をきちんと覚えるのは大切なことなのでそれに関してはわたしも異存はない。でもね、80点以上で合格の漢字テストを合格するまでやらせるわけだ。おんなじ問題を何度も何度も。先生自身「わたしはしつこい性格ですから」とか言っていたけどボンのモチベーションは明らかに下がっている。漢字は書けているけど送り仮名でバツ。はらいでバツ。わたしが見たら100点のテストも60点や50点になる。それを再再再再再テストとかまでやるからボンもやる気をなくしている状態。

忘れ物の関しても漢字に関してもわたしは「要領よくやろうぜ主義」だ。忘れ物はしないほうがいいけれど忘れて凹むくらいなら隣のクラスの仲良しさんにちょっと借りてくるとかさ。ボンがずっと小さい頃から思っていたけど「生きる力」を持ってもらいたいって思っていたのだ。失敗をしたときに人を傷つけることなく、自分で考えて乗り越えなきゃいけないことってたくさんあるのだ。

集金を忘れたボンも悪いし鞄に入れたかどうだかチェックしなかったわたしも悪い。ボンをそうやって「いい塩梅」に育ててしまったわたしも悪い。でもボンは自分のことは何でも自分でしようとするし喧嘩もするし弱い心もあるけれど気の優しいイイヤツなのだ。わたしはボンに対してものすごく叱ったりぶっ飛ばしたりするけれどそれでもボンは可愛いし大事なのだ。普通の親と同じようにね。

わたしは担任に集金の事情を話した。
「親が集金係なのにすみません。朝、きちんとお金を入れた袋を渡したのですが家に置き忘れてきたようで…申し訳ありません。」

すると担任はあきれ返った、という表情で「…わかりました」と言った。わたしは家で話した会話の一部始終を伝え(おかあさんが持って来てよと言ったこと等)明日、忘れないようにします、と答えた。すると担任は失笑気味にこう言ったのだ。

「おもしろいですね。おかあさんがちゃんと渡したのに忘れるなんて」

わたしの職業は保育士だ。今、ヘルパーの資格を取るために学校に行っている。「人と関わること」を職種としている意味では保育も介護も学校教師も同じだ。子どもが可愛い。人が好きだ。だからこの仕事をしている。そしてわたしは母親だ。感情的になることもある。でも仕事も育児も愛情あってこそ、だ。

しつこい性格。結構じゃない?
漢字にうるさい。それもいいんじゃない?
忘れ物に厳しい。大事なことだもんね。

でも本当の基本は愛情だったり相手を思う気持ちだったりするんじゃないの?わたしがもし、集金係じゃなかったらボンは担任に失笑されていたのかも知れない。大人に対してもそういう礼のない態度をとるような人だからね、ボンの担任は。わたしは教師と生徒の間に身分制度なんてあってはいけないと思う。親子間もそう。でも明らかに担任と生徒の間に身分があるじゃない。失敗をした時にネチネチ意地悪な対応をしても改善なんかされないよ。保育士として、母親として、わたしにとってボンの担任は反面教師だ、と、はっきり感じた。わたしは仕事も育児ももっと相手を尊重して接して行こうと思う。そしてボンには良いところをいっぱい伸ばしてもらいたい。学校は大切な社会だけどそれだけに捉われて欲しくない、と思った。

いっつも口ひん曲げて面白くない顔して嫌味ばっかり言いながら生きているよりたくさん笑ってバシっと叱って生きていこう。

ブスってこう人なんだろうなぁ。
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やな担任だねー

うちの長女も良く忘れ物する子だったけど
(っていうか、あたし自身も)
今普通に生きてるよー。
アタシは中学になっても忘れんぼだったけど
長女はすごいしっかりの子になった。
何が違うのか考えたけどわかんないや。

ま、要領よく生きる力を身につけることは大事だけど、今のニッポンは多かれ少なかれそう言う先生の方が多いし、中学は本当に提出物出さないだけで成績が下がるから、今のうちに素直にしごいてもらう、って気持ちでいたほうがいいんじゃないの?

あとねー
長女の時に痛感したんだけど
「渡したんだけど忘れた」って言ういいわけ。
これね、子供にはうんと不利。
だったら言わないほういがいいよ。
私はちゃんとやってるんだけど子供が忘れたって言う意味じゃん。自己弁護してる母親だーって印象アンド子供が忘れんぼだってさらに担任に植え付ける。
すみませーーん忘れんぼでー。
今後は私も良く注意しますからー
って言ったらむこうは何もつっこめないのだよ。
っていうか、この担任だったら
「ホントにわすれんぼですね」
って言うかもしれないけどね。

漢字はな。
どうせワープロやらパソコンやら使うから
将来ははねてようが止めてようが、アレだけど
でも、やっぱ、今は基本を身につける時期だから、やっぱ、テストは大事だと思うよ。
集中力が大事だと思うよー。
ゲームを集中してやらせるのも(邪魔しないで)
結構子供の集中力を高めるにはいいとアタシは思ってる。
実際うちの3人ともやる時はぶっ続けでやるもん。
邪魔しないのがコツ。だよ。
子供はね、絶対飽きるから、その瞬間に声かけて辞めさせるの。
集中してる時に声かけちゃダメなの。
方針に反するだろうけど。
むずかしーねー。

めぐみママ:2006/06/05(月) 14:13:50 | URL | [編集]

>めぐみママ
なるほどねー。

学校の実情って言うのは色々あるんだけど職業的に教員から差別を受けているから(これも事実!まぁ100パーセントではないけど)こっちも偏見があるのは否めないのよね。わたし自身。

でもなんちゅうかもっと愛情を持って欲しいっていうことなんだよね。漢字も忘れ物もちゃんとやって欲しいっていう気持ちに代わりはないけど教師なら突き放しちゃダメだって思うんだよ。でも教員を採用しているのはわたし達じゃないから結局親がもっと利口にならなきゃいけないんだろうけど…まだまだ未熟っすよ!

ゲームもやっぱり好きになれないわたしはボンに対してもルールを設けちゃうんだよな。(彼の場合、ドライアイがあるのも理由の一つだけど)誰かが言っていたけど買って与えた親が悪いのかも知れないなぁ。でもでも友だちとの話題にまったく付いて行かれないのも可哀想だし…難しいね。

ボンの場合は育った環境がいくつもあるからその時によって育児の方針が違っていたのも原因なんだよね。それもわたしのせいなんだけど。でもテレビに関して言ってしまえば帰宅してすぐ見もしないテレビを点けるという癖はなくなったよ。

でもこれも修行だと思って真摯に受け止めようと思うよ。うふふ。

らんらん:2006/06/05(月) 19:39:47 | URL | [編集]

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